2009年07月04日

桃紅水墨 -文字というかたち-

先日の関市での篠田桃紅作品の鑑賞に続き、今日は日本橋浜町ギャラリー サンカイビで開催中の『篠田桃紅作品展 桃紅水墨 -文字というかたち-』を観てきました。

20090704 Gサンカイビ篠田桃紅作品展1.jpg

当日は会場に篠田さんご本人がいらっしゃるということだったので、その時間に合わせて出かけました。
狭いギャラリーには外国からの方を含め十数人の見学者がいて、夏らしい藍染の和服を召した篠田さんが立ってお話をされています。予想通り、キリッとした話し方。

20090704 Gサンカイビ篠田桃紅作品展3.jpg スピーチの後に腰かけられて

文字をテーマにした展示。

20090704 Gサンカイビ篠田桃紅作品展2.jpg

会場ではグラスワインもふるまわれ、ありがたく頂戴しました。

篠田さんいわく、
「文字を書くのは遊びのようなもの。それだけでは物足りなくて抽象を描くんです。
文字はすでに決まっているものを書くだけ。誰にでも書ける。川という字は縦棒が三本。私が四本書こうと思ってもできない。私が文字を書くのはアレンジであって創作ではない」

【おまけ】
水天宮前駅からギャラリーに向かう途中に見つけた木槿(むくげ)の花。夏ですねぇ。

               20090704 木槿.jpg

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posted by いっこさん東京物語 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | アート&デザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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